甘酒屋について


甘酒屋は、甘酒に関する情報を集めたサイトです。甘酒以外(日本酒)の情報は一切ございません。
「甘酒ってなに?」「そもそもお酒なの?」という基本情報はもちろん、甘酒の効果効能や種類、飲み方、作り方などの情報を詰め込んだ、超甘酒特化型メディアサイトです。

甘酒王子(管理人)について



甘酒王子・原ちゃん

100年続く酒問屋の4代目。甘酒が好きで、全国の甘酒の飲み歩きをしています。
麹パワーにより肌が綺麗になり、息子と歩いていると兄弟に間違われることもしばしば。酒の飲みすぎで入退院を繰り返していましたが、甘酒を飲み始めてからは、トライアスロン出場するほど元気になりました。

甘酒の種類


甘酒のことを語る上で、最も重要といってもいいことがあります。それは「甘酒の種類」です。
一般的には2つに分類されるのですが、この2つは原料はもちろん、製法から効果効能、アルコール成分などまで全く異なります。

米麹


米麹(こめこうじ)と米を原料とする甘酒です。米麹に含まれる酵素(アミラーゼ)によってデンプンを糖化することで甘い味となります。
また製造中にタンパク質のアミノ酸への分解や、混入乳酸菌による乳酸発酵が起こります。これらの要素が甘酒の味の決め手となり、甘み、酸味などに影響します。
市販のものでは砂糖や香料などを加えて、味を調整する場合があります。

米麹の甘酒は、ノンアルコールになります。現在市販されている甘酒は米麹のものが主流となっていて、「飲む点滴」と言われるものも、この米麹甘酒を指しています。

酒粕


酒粕を原料とする甘酒です。湯に酒粕を溶いて加熱し、砂糖などの甘味を加えてできます。
酒粕には発酵酵母など栄養素も多く含まれており、家庭でも簡単に作ることができます。ただし酒粕にはアルコールが含まれているため、作られた甘酒に少量のアルコールが含まれている場合があります。
家庭で作ったり、寺社などで正月に振るまわれる甘酒は、このタイプです。

甘酒王子

なにはともあれ、この2つの種類を覚えておきましょう!
その上で、ここからは甘酒の様々な情報をまとめております。

甘酒とは


甘酒の基本情報


甘酒とは、米麹や酒粕を主原料とした飲み物で、基本的には「甘~い」飲み物になります。
昔は温めて飲むのが主流でしたが、近年の甘酒ブームも相まって、冷たいものも含め多種多様な甘酒が販売されています。

甘酒には、以下のような成分が含まれています。

  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • 葉酸
  • 食物繊維
  • オリゴ糖
  • アミノ酸(システイン、アルギニン、グルタミン)
  • 大量のブドウ糖

これらの栄養はいわゆる栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから、「飲む点滴」と言われています。
近年、美容や健康に効果があることが認められてきており、世界的に注目されています。
「酒」という名前が付いていますが、大別すると、少量のアルコールが含まれるものと、ノンアルコールの甘酒があります。

甘酒王子

繰り返しになりますが、「飲む点滴」と言われる甘酒は、米麹から作られた甘酒のことを指しています。

甘酒の原料


甘酒に使われる原料は、主に下記のようなものになります。
米麹の甘酒、酒粕の甘酒によって、内容も異なってきます。

主原料
・米(砂糖不使用、ノンアルコール)
・玄米(砂糖不使用、ノンアルコール、食物繊維・ビタミン・ミネラル豊富)
・古代米(黒米、赤米など)
・雑穀米
・酒粕(アルコール1%未満、砂糖)

副材料
・米麹
・紅麹(血圧改善、コレステロール低減、血糖値調整などの効果)

甘酒の起源は?


「日本書紀」に甘酒の起源とされる天甜酒(あまのたむざけ)に関する記述があります。
諸説ありますが、木花開耶姫(このはなのさくやびめ)が狭名田(さなだ)の稲で作ったとされており、八塩折之酒(やしおりのさけ)とともに酒の発祥といわれています。

この天甜酒の「天」は文字通り天上界を意味し、「甜酒」は美味い酒という意味です。豊作を祈願し、神様のために捧げた酒であると想像できます。
ちなみにこの頃既に、麹文化があったとされていることから、天甜酒は麹によって造られたと考えられています。

やがて、お粥に麹を混ぜて一晩置くと発酵して甘くなったことから「一夜酒」とも呼ばれました。
この頃はまだ、お酒と甘酒の明確な境界線はありませんでしたが、一夜ではアルコール発酵しないため一夜酒は現代の甘酒と考えられれます。

室町時代になると「公事根源抄」にこの一夜酒の記載があります。
平安時代には貴族しか飲めなかった一夜酒が、室町時代には庶民に広がったと言われています。

江戸時代では近世風俗史「守貞漫稿」に書かれており、夏になると甘酒の行商が出現したようです。
幕府は庶民の健康を守るため甘酒を推奨していたり、武士の内職としても甘酒造りが行われてように、非常に人気がある飲み物でした。

甘酒王子

近年甘酒ブームが話題になっていますが、こうしてみると大昔からその効果は伝えられていて、とても人気があったんですね。

甘酒の効果・効能


甘酒には、美容や健康に優れた効果効能があると言われています。
甘酒に含まれる成分が、以下の症状に効くとされています。

  • 肌荒れ、しみ予防
  • アンチエイジング
  • 疲労回復
  • 免疫向上
  • 熱中症予防
  • 便秘予防
  • ストレス予防

甘酒王子

ちなみに甘酒自体にダイエット効果はありません(涙)
しかしダイエット期間中というのは、食事を制限するので栄養のバランスが崩れがちになります。甘酒を飲むことで栄養バランスを保ち、結果的に健康的なダイエットをする手助けにはなります。

そういう意味では、酵素ダイエットのようなダイエット補助食品と似ていますね。

甘酒ってお酒?


日本ではアルコール度数1%未満であれば「ノンアルコール」と表記できます。
市販の甘酒の場合、ほとんどがアルコール度数0.05%以下のため、お酒ではないと解釈できます。ですからお子様も飲むことができます。

甘酒王子

基本的にはノンアルコール扱いとなる甘酒ですが、酒粕から製造を行い、そのアルコール成分が多く残っていると、お酒であると判断されるケースもあります。

甘酒が作られるまで


ここでは、現在市販されている甘酒の主流となっている「米麹の甘酒」ができあがるまでをまとめています。
メーカーによって工程に違いはありますが、あくまで一般的な製造過程についてご紹介します。

STEP.1
蒸す!
まずは、精米したお米を蒸します。
高温の蒸気で蒸し上げていきます。
STEP.2
加える!その1
STEP1で蒸し上がったお米に、米麹を加えていきます。
ちなみに米麹とは、水を吸わせたお米を蒸して、一定の温度・湿度の下で麹菌を植え付けたものです。米麹を作る作業を製麹(せいきく)と言います。
STEP.3
加える!その2
次にお水を加えていきます。
STEP.4
混ぜる!
米麹甘酒の原料となる、お米・米麹・お水がひとつになりました。
よくまぜまぜします。
STEP.5
待つ!
一晩かけてじっくりと寝かせます。「糖化発酵」という作業になります。
この段階で甘酒として完成します。
STEP.6
出来上がり!
殺菌・ビン詰めをしたら、市販の甘酒が完成となります。
スーパーやコンビニなどから、ご家庭の食卓へと提供されていきます。

甘酒に関するイベント


甘酒の日


森永製菓株式会社が、1月20日の「大寒」を「甘酒の日」と日本記念日協会制定に登録を行いました。
日本の伝統的な飲み物であり発酵食品である甘酒の良さ、おいしさを多くの人に知ってもらいたいと、1969年から瓶入りの甘酒を販売してきた森永製菓株式会社が制定しました。
日付は、甘酒は疲れを癒し、身体が温まる飲み物として大寒の頃がもっとも飲まれていることから大寒の日としました。

甘酒の日まで、残りあと

時間

甘酒祭


日本には甘酒に関する祭りが各所でおこなれています。そのうち代表的なお祭りを紹介します。
主に、神様に豊作の感謝や祈願として神社で甘酒を献上します。他にも、甘酒を掛け合うことで疫病流しや無病息災を願ったり、甘酒の出来具合で豊作か凶作かの占いをするなどの祭りがあります。

  • 埼玉県秩父市
    熊野神社で毎年7月第4日曜に行われている甘酒をかけ合う奇祭。
  • 京都府京都市
    梅宮神社で2月11日に甘酒が振舞われる祭り。
  • 埼玉県狭山市
    京都の梅宮神社を由来とし、2月11日に梅宮神社で行われる祭り。

甘酒の飲み方


飲む量


甘酒は、非常に栄養価が高い飲み物ですが、糖分も多く含まれています。そのため飲みすぎると、太りがちになってしまいます。
飲む量も適量が肝心です。ものにもよりますが、多くは1日にコップ1~2杯(120~200ml程度)が適量でしょう。1日に多く取りよりも、少量でも長期間にわたって飲むことで甘酒の効果が得られるようになります。

飲む時期・時間帯


安眠したい時
風呂上りなど、就寝前に温めた甘酒をお飲みください。甘酒のリラックス効果で質の高い眠りを取ることができます。

夏の暑い時
朝または昼などの栄養補助食品として冷やしてお飲みください。高い栄養価を取っておくことで夏バテ予防に役立ちます。

食欲がない時
病中病後で食欲が出ない時があります。その場合は、食事の代わりに甘酒をお飲みください。飲みやすく最低限の栄養成分が摂取できます。
冬の寒い時:昼、または夜に温めた甘酒をお飲みください。体の芯から温まり免疫が活性化することで病原菌から身体を守ってくれます。

希釈の有無


ストレートタイプ
そのままストレートで飲むことが前提で作られています。多くの甘酒はこれに属しています。瓶、紙パック、ペットボトルなど容器はさまざまです。
しかしこれだけでは甘みが強い場合、ほかの飲料で割ったり、調味料として使う方法もあります。

濃縮タイプ
パウチでパックされた状態で販売されているものが主流です。一般的には2~3倍に希釈して飲みます。
お湯や牛乳、コーヒーなどで割ってお飲みください。パウチはほとんどが使い切りのタイプですが、劣化が早い場合があるため、開封後はお早めにお飲みください。

甘酒王子

ヨーグルト、果物系ジュースなどで混ぜて飲むのも、美味しくておすすめです。

賞味期限


1週間程度の短い商品から、6か月の長期保存タイプがあります。賞味期限が過ぎると酸味やえぐみがでてしまうことがあります。
しかし「甘酒の賞味期限が切れてしまった」と言ってあきらめないでください。飲むことができなくなっても、調味料や肥料、お風呂に入れるなど用途があります。

温度


一昔前は、甘酒といえば温めて飲むのが普通でしたが、今はそんなことは全くありません。温めて飲むのはもちろん、常温や冷やして飲むものもあります。

甘酒王子

「飲む」以外では、調味料としての利用がおすすめです。
甘酒は発酵食品なので調味料として使うレシピは多いんです。マヨネーズ代わりに使えばヘルシーになります。また醤油と混ぜると万能調味料に。味噌と甘酒の相性も抜群!

甘酒が飲めるお店


古町糀製造所


新潟にある麹ドリンクの専門店です。麹を使った様々な種類のドリンクが楽しめる大人気店です。
参考 古町糀製造所http://www.furumachi-kouji.com/

天野屋


創業が1846年の老舗甘酒茶屋で、甘酒ファンなら一度は行ってみたい「甘酒の聖地」になっています。
参考 天野屋http://www.amanoya.jp/

三河屋綾部商店


創業1616年の老舗麹屋で宮内庁御用達の名店です。
参考 三河屋綾部商店https://tabelog.com/(食べログへリンクします)

甘酒横丁


中央区日本橋人形町に「甘酒横丁」と呼ばれる商店街通りがあります。明治初期、通りの入り口近くに甘酒屋があったことから名づけられました。
そのころは、寄席や明治座の芝居帰りの見物客で賑わっていたそうです。関東大震災のあと道路が拡張され、甘味処やグルメな飲食店が立ち並ぶ街並みとなりました。
参考 甘酒横丁http://amazakeyokocho.jp/

甘酒横丁にある「豆腐の双葉」は、豆腐屋さんなのですが「食べ歩きをするならここ!」と言われるほどの有名店。横丁を散歩しながら甘酒を楽しみましょう。
参考 豆腐の双葉http://www.tofunofutaba.com/

神社


古来甘酒は神様に奉納されたことから、多くの神社で初詣などに甘酒が振舞われます。「靖国神社」「神田明神」などが有名です。

甘酒フォト


インスタグラムから「#甘酒」の画像を集めてみました。美味しそうな画像がたくさん集まってくるかもしれません。

#甘酒

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